解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2014年4月18日金曜日

ヒバリ Alauda arvensis

 本県では、平野部の河原、水田、畑、空き地などで四季を通して見られる。囀りは、1月下旬には始まっており、上空を飛びながら行うことが多いが、地上やロープなどにとまって行うことも観察されている。また、10月にも囀ることがある。
 砂地のところでは砂浴びも含め、うずくまって休むこともある。冬季には10羽前後の群れでグランドなどで採食することもある。
 背の低い草本植物がまばらに生えるような開けた草地を好むが、このような環境が開発や植物遷移などにより激減している。開発途中の造成地でも繁殖するが、これらは一時的な繁殖適地に過ぎず、都市域を中心に、分布は後退傾向にある。
 神奈川県では、県東部の都市部で分布域の明らかな減少が見られ、個体数も減少しているとして、繁殖期・減少種に区分された。