2014年2月12日水曜日

カワウ Phalacrocorax carbo

 本県では1980/09/29に相模川河口で初確認された。その後1990年ごろから観察記録が増え始め、現在では年間を通して本県の平野部のほか丹沢、箱根の山地を含めたあらゆる水系・水域で観察されている。初めて繁殖が確認されたのは1998/05/21宮ヶ瀬ダムである。
 現在では河川に100羽単位の群れが飛来し、集団で魚類を追いこんで捕食することなどから、漁業者との軋轢を生んでいる。体が大きく、多数の群れで行動することから、他の水鳥への影響も懸念されている。