解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2014年2月26日水曜日

オオジュリン Emberiza schoeniclus

 本県には冬鳥として10月下旬に流れの緩やかな堰の上流や川の下流、遊水地などにひろがるヨシ群落に飛来し、翌年の4月中旬に繁殖地へと去る。ハマダイコンにつくアブラムシ、カイガラムシやヨシの茎を裂いて中の虫やヨシの穂を採食した記録がある。ヨシ群落を移動するときは、飛び込んでしばらくすると茎を登り、穂の上に長くとどまらずに動きまわる。地鳴きはチーチーと鳴き、4月渡去前にチュイーンと囀る。オスは渡去前に頭と喉が黒くなり、白い頬線の夏羽に変わる。
 神奈川県では、ヨシ原の減少により分布が狭められているとして非繁殖期・絶滅危惧Ⅱ類に区分されている。