2014年2月14日金曜日

ミヤマホオジロ Emberiza elegans

 本県では、冬鳥として平地から山地の疎林や都市公園、農耕地などへ渡来するが、年によって渡来状況は安定していない。単独または数羽の群れが、11月中旬から3月中旬にかけて観察されているが、特に1月から2月にかけての記録が多い。林縁や林内の少し開けた場所の地上で、草の実や昆虫、クモなどを採食する。地鳴きは、チッと一声鳴き、二音のホオジロとは異なるが、カシラダカ、アオジ、ホオアカとはよく似ているので、注意を要する。