解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2014年2月6日木曜日

コミミズク Asio flammens

 冬鳥として渡来し、河川などの開けた草原や農耕地、埋め立て地に渡来する。本県では多摩川の河原に定期的に渡来していたが、近年は稀になっている。定期的な越冬地は、記録されていない。秋から冬にかけて通過個体が観察されるに過ぎない。10月上旬に渡来し、4月中旬頃まで見られる。日中はヨシ群落などの草むらに潜んでいて夕方から活動する。川岸を低くゆったりと羽ばたいてネズミなどを探すが、悪天候が続いた後は昼間から盛んに飛ぶことがある。
 神奈川県では河川改修によるヨシ群落や草原の面積の減少、河川敷のグラウンド化などにより個体数が急速に減少し、非繁殖期絶滅危惧Ⅰ類に区分されている。