解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2014年2月20日木曜日

イソシギ Actitis hypoleucos

 本県では一年中見られる留鳥で、山地を除き、本県の河川や水田、休耕田、湿地、干潟で普通に見られる。繁殖は河原の中州などの低木や草の根元などに4個の卵を産み、約21日間抱卵する。孵った雛は半日ほどで歩き出す。親鳥は外敵等が近づくと擬傷を行うことが多いといわれるが、本県では雛や擬傷を観察した記録は殆どない。
 水際で尾を大きく上下に振りながら歩き、水中や砂利の間から昆虫などを採食する。チーリーリーと甲高く細い声を出して水面近くを直線的に飛ぶ。
 神奈川県での繁殖および生息環境が人為的要因により不安定になってきているとして、繁殖期希少種、非繁殖期は注目種に区分された。