2014年1月11日土曜日

ヨシガモ Anas falcata

 本州以南では冬鳥であり、本県では酒匂川などの大きな河川や湖に渡来するが少ない。相模原貯水池では毎年20~30羽前後が見られていたが、2004年以降減少傾向にある。一方相模川中流では2002年以降毎年20羽程度が見られている。酒匂川河口や飯泉堰、多摩川中流では毎年観察されているが、その他では不定期である。 山間のダム湖では見られていない。
 他の淡水カモと同じように、水草や水面浮遊物を食べ、陸上で草を食べるのも観察されている。オスがメスを取り囲んで鳴きながら首を伸ばしたり曲げたりするディスプレイ行動が見られる。