2013年12月14日土曜日

ホオジロガモ Bucephala clangula

冬鳥として、内湾、河口、河川などに渡来する。北日本に多く、関東以西は少ない。本県では数少ない冬鳥で、毎年定着して見られる場所は殆ど無い。相模川の中流域、酒匂川の河口域で見られている。かつて毎年少数が見られた芦ノ湖、金沢区の海岸でも渡来は不定期になっている。
 潜水を繰り返して水底の動植物を採食する。貝やカニを飲み込んだ観察例がある。オスがメスの前で首を上に伸ばしてから後ろに反らせて後頭部を背中につける様な動作の求愛ディスプレイが冬の間に見られるが、本県ではあまり観察されていないようである。
 オスよりメスタイプの観察頻度が高い。