解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2013年10月5日土曜日

ハチクマ Pernis apivorus

 本県には夏鳥として渡来し、山林に生息するが少なく、秋季の渡り途中に通過する個体の記録が多い。確実な繁殖記録は無いが、繁殖期に伊勢原や厚木、津久井、秦野ではペアが確認され、継続的な観察記録がある(神奈川野生生物研究会2000)。本県では秋季の記録は9月中旬から10月上旬に多いが、8月の観察例もあった。
 採食に関する報告は本県からは皆無であるが、ハチ類の巣から幼虫や蛹を捕食することが多く、その他昆虫、爬虫類、両生類、小鳥なども捕食することが知られている。
 神奈川県では、繁殖期の生息も確認され、繁殖の可能性も高いが、個体数も少なく、繁殖環境も脆弱であるとして繁殖期・絶滅危惧Ⅰ類に区分された。


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