解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2013年10月23日水曜日

ハクセキレイ Motacilla alba

  本県ではかつて冬鳥として渡来していたが、1970年代前半から繁殖が見られるようになり、その後繁殖分布を広げた。秋と冬の観察記録が多いが、四季を通して公園、街路、畑、川などでよく観察されている。建物や橋桁の隙間に営巣することが多い。チチッチチッ、チュチュッチュチュッなどと鳴いて波状飛行をすることが多い。フィリーッフィリーッとよく澄んだ声で鳴くこともある。歩いたり飛んだりしながら採食するが、ハエ、コメツキガ二、ゴカイ、ドッグフード、小魚、アキアカネ、アオムシ、コマセ、ミミズなどが記録されている。秋から冬には、街路そばの電線や街路樹、広告塔などで、300羽以下の集団ねぐらが観察されている。橋桁や工場の屋根などでは数百羽が集合するねぐらがある。他の鳥を追いかけることも多く、コアジサシ、トウネン、ハヤブサ、キセキレイ、ドバト、ハシブトガラス、ツバメ等が記録されている。