解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2013年9月6日金曜日

オバシギ Calidris tenuirostris

 本県では春と秋の渡りの時期に観察される。内陸部の河川や水田等への飛来は稀である。以前は、座間や平塚で観察されたこともあったが、この10年ほどは記録されていない。殆どは海岸や河口の干潟で見られる。
 採食は嘴を根元まで差し込んで、泥の中の小動物やゴカイ、フジノハナガイ等の貝類や甲殻類を採っている。岩の割れ目などを突いて採食することもある。鳴き声はキイッとか、クワッと聞こえる。
 現在は、藤沢、鎌倉、三浦市毘沙門海岸、多摩川河口、城ケ島等で観察されている。
 神奈川県では、渡来環境である河口干潟の減少、河川環境の変化等により観察例も個体数も減少しているとして、非繁殖期・絶滅危惧Ⅱ類に区分された。


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