解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2013年9月10日火曜日

キアシシギ Heteroscelus brevipes

 本県では春と秋の渡りの時期に観察される旅鳥で、稀に冬季に見られることもある。渡りの時には大きな群れで浅瀬で採食するのが見られる。
 シギのなかまでは、比較的観察機会の多い種である。河原、水田などで泥の中から昆虫を捕食したり、水面に浮かぶ虫なども採っている。干潟でハチゴガニやコメツキガニなども採食する。
 ピューイ、ピューイと良く通る声で鳴き、ピピピピピと激しく鳴くこともある。独特の鳴き声のため、その存在に気づくことも多い。
 神奈川県では、目立った渡来数の減少は無いが、河川改修による河川環境の変化や水田や休耕田の減少が見られ、生息環境の悪化が懸念されるとして、非繁殖期・絶滅危惧Ⅱ類に区分された。

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