2013年8月17日土曜日

イワツバメ Delichon urbica

夏鳥として渡来し、本県では3~10月頃までよく観察される。ただ、冬季に小田原市周辺を中心として観察されており、越冬個体がいる可能性もある。繁殖は、3~8月まで記録があり、道路や橋の桁、学校や漁港の壁などにコロニーを作っている。巣は河原のぬかるみなどから泥を集め、造る。営巣場所近くで成鳥が50羽以上観察されている場所が数か所あるが、大きなコロニーは、少なくなっている。 コロニーの周りにハシボソガラスが出現し、巣だった雛を捕食することがある。
 キュルキュル、チュリチュリ、ジュリー等と鳴きながら飛ぶ。春、秋、そして冬にヒメアマツバメと一緒に飛ぶことがある。水面すれすれに飛び、水飲みを繰り返したり、瞬間腹部をつけて水浴びをしたりする。
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