解説


 神奈川県内で記録されている鳥と、主にその生息状況について解説しています。
解説文は、日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥の文章を基にしています。




2013年7月20日土曜日

クロアシアホウドリ Diomedea nigripes

 北太平洋に分布し、日本では伊豆諸島鳥島などで少数が繁殖している。八丈島航路や、小笠原航路で見られる場合が多い。本県では城ケ島沖で5例、江の島沖1例、3月から5月が5例、10月が1例、陸地からの観察記録が報告されている。沖合の海上を飛翔したり、海面に着水した生態記録である。
 城ケ島では南西の風が強い日に見られる傾向がある。2003年からの城ケ島の継続観察によれば、本種は稀少渡来種ではなく、毎年、春の渡りの時期には、5~10例程度が分かってきた。今後も更なるデータの蓄積が期待されている。

(日本野鳥の会神奈川支部編 神奈川の鳥2001-05より)神奈川支部HPへ